こんにちは。
子どもが3人いる、オカン系Webコンサルタントです。
旦那さんは会社員で、実家は電車で1時間弱です。
なので、私が子育ての責任者で、
今は旦那さんや実家のサポートがかなりありますが、
1人育児のような時期もありました。
意外と、育児はしています。
※家事はかなり手を抜いています。笑
さて。
そんな子育て主婦の私が思う、
「主婦の罪悪感」について書かせていただきます。
これを頭の片隅に置いておくと、
主婦層向け商品やサービスのWebマーケティング、
特に、
オウンドメディア、
コンテンツマーケティング、
ソーシャルメディアマーケティング、
動画マーケティング、
ネットショップ運営、
などを企画する際に、
参考にしていただけます。
長くなりそうですが、
できるだけ短く済ませます(笑)
少し前に、PTAで希望保護者だけの行事で、
オトナの社会見学のようなものに行ったのです。
とある施設で勉強した後に、
クルージングランチをしました。
なかなか入ることがない施設で勉強し、
その後、ゆったりとランチをして、とても楽しかったのです。
そのPTAの大人の遠足の解散後、ほとんどみなさん、
自分の子どもや家族への買い物をしていました。
家族の為に、人気スイーツなどを買っていたのです。
それがとても不思議だったのです。
なんでみんな、せっかく梅田に出てほんの少しの自由時間なのに、
自分の物をゆっくり選んで買い物せずに、
家族へのお土産を買うんだろう、と。
私の住む下町地域の小学校のお母さんになると、仕事をしている人ばかりですし、
オカン業もPTA役員などもあるので、なかなか平日に1人でゆっくり買い物をする時間なんて、
あまり無い方が多いです。
それなのに、自分の買い物ではなく、
家族にお土産を買うのです。
会話の端々から見えてきたのは、
「罪悪感」でした。
家族で自分だけ平日にのんびり勉強して高級ランチを食べて、
こんないい思いを1人でするのは申し訳ない。
おいしいものを買って帰ろう。
そんな感じです。
主婦は、自分のことにお金を使うことに、
少なからず、罪悪感があります。
周りに質素に節約倹約で過ごしている主婦がいる方は想像がつくと思いますが、
華やかで、自分にめっちゃお金かけている、主婦もいるやん!
と思われる方もおられるかもしれません。
私の仲が良い人にも、そういう方がおられます。
高級バッグを持って、華やかな格好をして、
毎シーズン服を買って、
ネイルや美容院、エステなどにお金をかけているように見える人も、
罪悪感を持っています。
そんな方でも、罪悪感があるので、
「本当は、2万円かかる美容院に行きたいけど、
1万円ちょっとで済む程々良い美容院に行こう」
という感じです。
※まれに、罪悪感がまったくない方もおられます。笑
世の中の価値観に振り回されない、素晴らしい方だなと思います。
なので、
主婦層向けの商品やサービスの、集客や販促を行う際に、
この自分(主婦)の為のサービスや商品で、「家族がどうよくなるのか」 ←自分の為はダメという罪悪感の解消
「お得・割引・節約になる」 ←お金への罪悪感の解消
「子どもの為に」 ←母親は子どもの為に犠牲になるべきだ、という思い込みがあるから
こんな情報の出し方をしていただくと、
主婦自身の為の商品やサービスを、利用しやすくなります^^
※罪悪感が悪いとか良いとかいう問題ではないです。
節約や仕事のモチベーションにされている方も多いので、
一概に、罪悪感が悪い!とか良い!とかそういう観点ではないです。
こういう感情が根底にあることを理解しつつ、
サービスや商品を決めたり、
マーケティングや情報の出し方を考えていただければと思います。
ただね。
潜在的に持っている、こういう罪悪感を利用するのではなく、
企業側がそういう主婦のキモチを理解して、
本当に満足してもらったり、してもらったりするために、
適切に、程よく、マーケティングに活用していただいた方が、
結果につながりやすいと思います。
嫌らしすぎると、逆に、嫌がられますから^^
私を含めて、世の母親・主婦たちが、
罪悪感を乗り越えて、純粋に、自分が欲しい物を、ほしいと言えるようになれるといいな、と思います。
リトルプランでした。